側弯症の手術方法|名医に診てもらうのが一番

看護師

前方法と後方法

カウンセリング

主な方法は2種類

現在、小中学校では学校保健法により脊椎の検診が義務付けられています。その検診で側弯症が発覚した場合、軽度では経過観察で済みますが、重度の場合は手術が必要になります。側弯症の手術方法は、大きく分けて2つあります。一つ目が「前方法」です。この手術では、胸や脇腹を切開し椎間板を切除した後、自身の肋骨や金属の棒を脊椎に添え、ネジで固定し側弯症を改善します。また、脊椎の骨と骨の間にある軟骨や椎間板を切除し、脊椎を乖離させることで、後述の方法を行いやすくする為に行う場合もあります。二つ目が「後方法」です。先述の前方法よりもこちらの手術方法が一般的になります。この手術では、背中の真ん中を縦に切開し、脊椎を挟むように金属の棒を2本入れ、その後ネジや特殊な紐を用いて脊椎を固定します。しかし、この方法だけでは数年すると入れた金属の棒が金属疲労で折れてしまいます。それを防ぐために、自身の肋骨や骨盤を取って移植し、脊椎自体が一つの塊となるようにします。こうすることで、骨自体が曲がることを防ぎ、側弯症を改善します。なお、年齢や症状によって、どちらの方法を用いるのか、それとも両方の方法を用いるのかは異なってきます。また、手術後は骨がしっかりとくっつくまで、できる運動の種類が制限されます。具体的には、手術後数ヶ月で軽いジョギングや水泳、約1年後でテニスなどの人とぶつからない運動、約2年後では柔道やラグビーなど人とぶつかる運動ができるようになります。手術方法によっても変わってきますので、その場合は担当医に相談してください。